県立足柄高校2年の柴田祥子さんが15日に小田原市民会館で開催された「第30回イングリッシュ・スピーチ・コンテスト」(小田原ライオンズクラブ主催)で、優勝した。コンテストには県西地域の高校から1、2年生21人が出場した。
13番目に登壇した柴田さんは、「チェンジ!」と題し、1年前にホームステイで滞在したカナダ・バンクーバーでのホストファミリーとの交流から得た経験と、そこから学んだ努力することや前向きな姿勢の大切さを流暢な英語で熱弁。海外在住経験者も参加する中、表現力の豊かさなどが評価されて優勝に輝いた。コンテスト優勝の副賞として、来年の夏に4週間の予定で短期留学に行く権利が贈られた。
柴田さんは「序盤に大会前から練習していた部分を間違えてしまい、動揺してしまいましたが、後半の一番伝えたい部分はなんとか伝えられました。入賞は難しいと思っていたので、優勝したと聞いて驚きました」と振り返る。
大会後、学校や通っている英会話教室で優勝を報告。「まだ実感がないですが、友人や家族、英会話教室の先生などが、自分以上に喜んでくれているのが本当に嬉しい」と喜ぶ。
4歳の頃に両親の勧めで英会話を始めた柴田さんは、岡本中学校3年の時に県のコンテストに初めて出場。昨年の県大会では予選を通過し、本選への出場を果たしている。今後の目標について「人のために英語を話す仕事に就けるように努力を続けていきたい」と話す。
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