文命中学校3年の加藤靖丈君が、11月6日から17日にかけて東京と韓国で行われる全国中学生バレーボール日韓交流戦に、男子日本代表メンバーとして参加する。県内からは唯一の選抜。
交流戦は東京と韓国で6日間ずつ行われる。代表メンバーは、毎年9月に全国から選りすぐりの選手が招集される「全日本中学生バレーボール選抜強化合宿」の参加者男女30人ずつの中から、厳しい選考を経た12人ずつが選ばれる。加藤君は2年生からこの合宿に参加していて今回、初めて代表メンバーに選ばれた。選出後に行われた2次合宿では、基礎練習や大学生チームとの練習試合などを通じてチームワークや個人技術のレベルアップに励んだ。
中1から台頭
共にバレー経験者の両親のもとで育った加藤君は、小5から地元クラブチーム「開成VSA」でバレーを始めた。高身長(現在は191cm)を生かしたプレーで活躍し、中1で日本バレーボール協会が全国から有望な選手を招集する「全日本中学生長身選手発掘育成合宿」に参加。2年時には県代表の1人として全国大会に出場している。今夏には文命中バレー部設立以来の悲願だった県大会優勝に、部のエースとして大きく貢献した。
町長を表敬訪問
加藤君は10月23日に開成町役場を訪れ、府川裕一町長に日韓交流戦出場を報告した。
「試合に出て、一つでもよいプレーができるように頑張りたい」と意気込みを語る加藤君に、府川町長は「町民みんなが応援している。ぜひ活躍して、開成町の名を全国に轟かせてほしい」と激励した。
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