松田警察署(山口康博署長)が、2015年用のオリジナルカレンダーを製作した。署員や防犯・交通関連の警察協力団体などに1500部を配布する。
カレンダーの製作は、昨年に続き2回目。以前は、警察庁が人気女優を起用して作ったポスタータイプを配布していたが2年前に廃止された。住民から惜しむ声があがったため、その年に北足柄駐在所の外館修巡査部長が独自にカレンダーを作り配った。これが評判を呼んだことから、地域交流の一環として翌年から松田署が製作し始めた。
80年前の写真も
今回のカレンダーには、交通安全フェアや山岳救助の様子など、7枚の写真が使用されている。松田署の前で撮影した署員の集合写真もあり、昭和8年に同じ構図で撮影された写真とあわせて掲載している。来年1月から移転新築工事が始まり、再来年に取り壊しが予定されている現庁舎の姿を残す1枚となる。
また管内で振り込め詐欺被害が増加していることから、全ページに警告文を載せた。カレンダーを監修した川島義幸警務課長は「電話の傍などに置いてもらい、1件でも詐欺被害の抑止につながれば」と話している。
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