県西の若手グループ「県西クリエイティブチーム」が、地元の観光スポットなどで撮影した映像作品『HAPPY』を25日から動画投稿サイト『ユーチューブ』で公開している。
動画は米国の人気歌手ファレル・ウィリアムスさんのヒット曲『HAPPY』にあわせて小田原と足柄の人々が踊る内容。開成町で古民家ガーデン紋蔵を運営する柳川恒さん(37)、元小田原市職員で映像プロモーションを手掛ける秋吉直樹さん(26)ら4人が中心となり製作した。
忍者姿で県西地域の魅力を発信する「忍者チューブ」のメンバーでもある秋吉さんが、柳川さんと「若手で力を合わせ、地域で何か面白いことができないか」と話しあったことがきっかけとなった。「エリアの魅力を僕たちの視点でプロモーションし、世界に発信しよう」(柳川さん)と動画の製作決めたという。
撮影は9月の開成阿波おどりからスタート。瀬戸屋敷や小田原城、早川漁港などの観光スポットのほか、地域らしさを出すため山や海、畑などでも撮影した。約5分の曲にあわせて映像を編集し「足柄バージョン」と「小田原バージョン」の2種類の作品にまとめた。
秋吉さんは「一緒に頑張る仲間や応援してくれた地域の方々に支えられて形にすることができた。創っている私達が一番『HAPPY』をもらえたと感じている。大人がふざけると子どもの何倍も楽しい。『本気でふざけられる大人』がこの地域に増えると、もっと楽しいことができる。今後も地域の魅力を世界に発信していきたい」と話している。
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