大野山周辺で山林の再生と活用をめざすNPO法人共和のもり(井上正文理事長)が、3月21日(土)と22日(日)にクヌギの植林を行う。会場となる大野山周辺の雑木林を開墾した山に両日で約3000本の苗木を植える計画で、一般からも広く参加者を募っている。
参加費500円(保険代)。共和地区特産品のお土産(どうらくかあちゃんの柚子こしょう・シイタケなど)も用意する。
両日とも午前9時半に旧共和小学校(山北町皆瀬川275)に集合。昼食、軍手、帽子、滑りにくい靴、汚れていい服装で参加を。
大野山周辺の山林で間伐や地ごしらえなどの山仕事に携わる冨田陽子さん(30)=秦野市在住・写真上中央=は「山のおいしい空気を吸いながら一緒に木を植えましょう」と参加を呼び掛けている。
プールでPR
3月8日に相模原市中央区のさがみはらグリーンプールで開催された「神奈川マスターズ短水路水泳大会」の会場ロビーで、同法人が山北町共和地区の水源地をPRした。
ロビーを行き交う約2千人の選手らを前に間伐材で作ったチェンソーアートや丹沢最後の職業猟師、杉本一さん(77)=山北町皆瀬川=が獲った鹿の角を展示するなどした。
同NPOでは地区内の雑木林などを開墾して、クヌギやコナラなどの広葉樹を中心に植樹している。広葉樹は15年程度で伐期を迎えるため、原木の伐採とシイタケの生産で雇用を生み出す計画がある。21日と22日の植林はその一環。問い合わせは同法人【電話】0465・20・3759へ。
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