4月の統一地方選挙で改選した山北町議会と開成町議会で8日、本会議が開かれ、山北町議会で府川輝夫氏(60)=2期=、開成町議会では茅沼隆文氏(69)=3期=がそれぞれ選出された。
◆山北町議会
山北町議会(定数14)では本会議を休憩して開いた議員全員協議会で、川村俊治氏(73)=5期=と府川氏の2人が議長選への立候補を表明。議員全員を前に意欲を述べ支持を訴えた。
再開した本会議では議長選の投開票が行われ、府川氏が7票、川村氏6票、無効1票となり府川氏が議長に初当選した。
副議長選挙では瀬戸顯弘氏(72)=3期=と鈴木登志子氏(72)=4期=の2人が候補者の推薦を受け、本会議の投票で瀬戸氏が7票(鈴木氏5票、川村氏1票、無効1票)を獲得して副議長に初選出された。
山北町議会によると2期目の改選直後に議長に就任したのは府川氏が初めて。
正副議長の任期は議会の申し合わせにより2年。
◆開成町議会
開成町議会(定数12)では8日の本会議直前に全議員が集まる打ち合わせの席で下山千津子氏(66)=2期=が議長職への意欲を示していた。
直後の本会議で行われた議長選挙では茅沼氏と下山氏がそれぞれ6票を獲得。公職選挙法に基づく抽選の結果、茅沼氏が当選した。
副議長選挙では菊川敬人氏(66)=3期=が7票、和田繁雄氏(65)=1期=が4票、下山氏が1票で菊川氏が当選した。
開成町議会は4月の改選で、新顔が過半数に迫る5人となり、2期4人、3期3人となった。1期目の議員が副議長選で4票を得るのは異例。
正副議長の任期は申し合わせで2年。
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