松田町は9日、タンザニア大使館の職員を招き、町の消防団が使用していた消防自動車の贈呈式を開いた。町からは本山町長と鍵和田儀一消防団長らが出席。大使館からは公使参事官のフランシス・ペトロ・モソンゴ氏らが招かれた。
国際交流事業に力を入れる松田町は、2年前から中古楽器をフィリピンに寄贈。昨年4月にはタンザニアにも楽器を寄贈した。その縁で、10月にはタンザニア人作家を招く文化交流も開催した。今回の消防車両寄贈はその交流がもとにある。式典に向けては町内の幼稚園児や児童が動物の絵と手紙を準備。式典で公使参事官に直接手渡した。
モソンゴ参事官は「タンザニアは人口が増えて消防車が不足している。贈られた消防自動車で多くの命と財産を守りたい」と話した。
松田町では子どもへの英語教育を強化充実させるために予算を積極配分し、昨年夏の松田観光まつりには米軍キャンプや大使館関係者を招くなど町民と外国人が接する機会を増やす国際交流事業も強化している。
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