神奈川県農協茶業センター(沼田照義社長)は19日、神奈川県庁を訪れ、足柄茶の2015年度産の新茶を黒岩祐治県知事に贈呈し、今年のお茶の出来について報告した。
茶業センターでは毎年収穫した一番茶を使用した足柄茶の新茶を県知事に届け、その年の出来などを報告していて、今年は「神撰」という新茶の中でも最高級のお茶が知事に贈られた。
沼田社長は「今年は天候にも恵まれ、順調に生育している。香りが高く美味しいお茶ができました。美味しい足柄茶をたくさんの県民の方に味わってもらいたい」と報告した。
新茶を受け取った黒岩知事は「県が進める未病への取り組みにも足柄茶を活かしていきたい」と話した。
足柄茶は山北町、南足柄市、秦野市、松田町、小田原市、相模原市、清川村などで生産されているお茶で、味と香りが特徴。県が認定する「かながわブランド」にも選ばれている。
茶業センターによると今年は約140トンの収穫を見込み、一番茶の最盛期を迎えた5月19日現在で、約80トンを集荷している。
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