開成町議会(茅沼隆文議長)の「日曜議会」が、あす6月21日に開催される。議長を除く11人の議員が順次登壇して一般質問を行う。
開成町議会の「日曜議会」は、2005年に始まり今年で11回目。年に一度、6月会議で実施し、22席の傍聴席のほか全員協議会室にテレビモニターを設置して席を設け、傍聴者を迎える。
議会事務局によると、平日の勤務や学校などで足が運べない町民が傍聴に訪れるため、通常の3倍程度の傍聴者が議会を訪れる。
これまでの最多は前回の町長選、町議選後に開かれた2011年の94人。14年までに開催した全10回の平均でも1回あたり50人程度が足を運んでいる。
近隣議会では日曜議会の開催がないため、他市町の議会関係者の傍聴もある。
一般質問とは
一般質問は、議員が行政運営や事業の考え方などについて公に開かれた場で質問し、原則として首長が答弁する議員活動のひとつ。 開成町議会では討議を充実させるため、議員による事前通告と行政側からの答弁骨子の提出を求め、町側の逆質問も認め、議会基本条例に定めている。
質問のテーマ
21日の質問者と質問のテーマは次の通り=敬称略。
▽山田貴弘/ごみ集積所の管理、▽石田史行/新庁舎整備の基本計画、▽菊川敬人/町長2期目の所信と施策、▽星野洋一/都市計画道路駅前通り線の整備、▽湯川洋治/開成駅周辺のインフラ整備、▽吉田敏郎/町消防団の施設、道路利用▽佐々木昇/子育て環境、▽和田繁雄/財政、▽前田せつよ/ファミリーサポートセンター、認知症徘徊、▽下山千津子/町長選挙公約の「教育の町づくり」、▽井上三史/治安対策-。
本会議は午前9時から。議員の持ち時間は1人30分。午前中に5人(3人目終了時に休憩)、午後は6人(同)が質問する。
傍聴に関する問い合わせは開成町議会事務局【電話】0465・84・0323へ。
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