足柄版 掲載号:2015年6月27日号 エリアトップへ

南足柄市社会福祉協議会と山崎地域福祉会の会長を務める 森住 敏逸(としいつ)さん 南足柄市塚原在住 71歳

掲載号:2015年6月27日号

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「受けた恩を返したい」

 ○…地域で福祉分野のボランティアに長年携わっている。山崎地域福祉会の会長、子どもたちに昔の遊びを教える「トンボ会」の会長、老人会副会長に加え、今年の5月からは南足柄市社会福祉協議会の会長に就いた。「仕事の都合で南足柄市を離れていた時に年老いた両親を近所の人たちが支えてくれた。恩返しをしたいという思いがきっかけ」。感謝の想いが活動の原動力だという。

 ○…富士フイルムで製造ラインの管理や新工場立ち上げなどを担当していた40代半ばに静岡県に異動になった。「2、3年だから」と引き受けたものの、気づけば15年も地元から離れることに。その間に両親も高齢になった。一緒に暮らせない不安のなか、昔から付き合いの深い近所の人たちの存在に支えられた。50歳を迎えた頃、ようやく地元に戻り「今度は自分の番」と、自治会活動などにすすんで参加するようになった。

 ○…生まれ育った塚原の家で妻と暮らす。「外で活動することが好き」で、畑での土いじりや釣りが気分転換になるという。「最近はなかなか時間が取れないのが悩み」という釣りでは、自ら操るボートで相模湾や駿河湾へ繰り出し、釣糸を垂らす。「夏休みには大阪から長男夫婦のところの孫が遊びにやってくる。今年の2月に新しくしたボートに孫を乗せて、釣りを教えるのが楽しみ」だという。

 ○自治会の活動の中で若い人から高齢者まで、多くの人と接し「安心して暮らせるために、みんな、近所の人とのふれあいを求めている」と感じた。公民館を舞台にした交流会「ふれあい広場」や日常の困りごとを助け合う「山崎おまかせ隊」などを仲間と考えスタートさせた。「もともと助け合う風土はあった地域。誰かが仕掛ければ協力してくれる人たちは多くいる。こういう活動を広域に広げていきたい」。自身が体験した”頼れるご近所関係”を作っていく事を目標に活動していく。

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