神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2015年7月3日 エリアトップへ

西湘高校かるた部 2年連続、全国へ 接戦制し、無傷で県制覇

文化

公開:2015年7月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
(左上から時計回りに)川崎萌子さん、武井なつめさん、大木菜々美さん、佐々木柚奈さん、夏目美穂さん、木村宏美さん、吉田佳織さん、新倉南さん
(左上から時計回りに)川崎萌子さん、武井なつめさん、大木菜々美さん、佐々木柚奈さん、夏目美穂さん、木村宏美さん、吉田佳織さん、新倉南さん

 西湘高校かるた部(部員数26人)が「第28回神奈川県高等学校 小倉百人一首かるた選手権大会」の団体戦で優勝、同校初となる2年連続での全国大会出場の切符を手にした。

 かるたの試合は100枚ある札の内、半分の50枚を取札として使用する。自陣、相手陣25枚ずつに振り分けられた札は自身の好きな位置に配置。15分の暗記時間で互いの札の位置を記憶し、試合がはじまる。試合中、歌を詠む読手(どくしゅ)は、100枚すべての札を順々に読み上げるが、50枚は空札として選手を惑わすなど、独特のルールを待つ。

 団体戦は、8人の登録選手の中から試合ごとに5人を選出し、5人が同時にそれぞれ1対1の試合に臨み、勝敗を決する。

 4チームごとのリーグ戦で争われた5月の一次予選を全勝で通過した同校。6月の二次予選では、初戦の横浜平沼高、2回戦の慶応義塾湘南藤沢高、決勝の平塚江南高をいずれも3―2の接戦で破り、県大会を無傷で突破。7回目の全国大会へ駒を進めた。

 主将の木村宏美さんは「初戦、2回戦と互いに手札が1枚ずつの『運命戦』にもつれ込んだが、運よく自陣の札が読み上げられ、勝利することができた。実力が均衡した大会で優勝できてうれしい」と喜びを語った。「今年は女子だけのチーム。チームワークを武器に、全国大会は運だけでなく、確実な試合を心がけ、ベスト4を目指したい」と意気込む。

 全国大会は7月19日(日)に滋賀県大津市の近江勧学館で開催される。

足柄版のトップニュース最新6

「健康」でライザップと協定

開成町

「健康」でライザップと協定

医療費抑制などを期待

4月20日

開成・大井で「移行」始まる

中学校部活動

開成・大井で「移行」始まる

足柄上エリアの状況調査

4月20日

仁王門100年ぶり修繕

延命寺(松田町)

仁王門100年ぶり修繕

開山550周年事業で

4月13日

「のるーと足柄」利用1万人

松田町

「のるーと足柄」利用1万人

運行開始から半年

4月13日

学習机の天板、町産材に

山北町立川村小

学習机の天板、町産材に

「町の林業身近に」

4月6日

車両損壊等が連続発生

松田署管内

車両損壊等が連続発生

3月末に被害が集中

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook