JR御殿場線の上大井駅で、日除け用に育てられているひょうたんが青々とした葉を茂らせ、少しずつ実をつけはじめている。
上大井駅のひょうたんは1970年に当時の駅員が西日除けとして植えはじめたもの。81年にJRの時刻表の表紙に採用されたことから大井町の名物として知られるようになった。毎年8月に開催されるひょうたん祭も上大井駅が起源になっている。
植えられているひょうたんは、百成(ひゃくなり)、千成(せんなり)、大ひょうたん、長ひょうたんの4種類。現在は大井町ひょうたん文化推進協議会(白石康夫会長)のメンバーが毎日の水やりなど管理をしている。8月下旬には約300個が収穫され、ひょうたん加工品の材料に使われる。
白石会長は「これから夏にかけてたくさん実がなります。駅を利用される人に少しでも涼しさを感じてもらえれば」と話す。
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