相洋中学校柔道部2年の小宮奈々さん=松田町寄=が8月17日(月)に北海道で開幕する全国中学校柔道大会・女子70kg超級に神奈川代表として挑む。
7月に予選を兼ねて行われた県中学校総合体育大会の女子70kg超級で初優勝を飾った小宮さん。決勝では県新人戦王者・佐藤陽さん(横須賀・坂本中)に一時は有効のポイントでリードを許したものの逆転勝ちで全国への道を切り拓いた。小宮さんは「相手は強かったけど勝ててよかった」とおっとりした表情で喜びを語った。
5人兄弟の末っ子。幼稚園の年長から3人の兄の影響で地元の松田少年柔道クラブで競技を開始。小学6年時には県大会で準優勝したが、これまで全国大会には無縁だった。
「強くなりたい」と相洋高柔道部だった次男・駿平さんの背を追い、相洋中に進学。日々の稽古も「あまり辛くない」とあくまでマイペースを貫き、入学から全中を目指した。力の源は「大好きなオムライス」と笑顔の中学2年生。出場が決まると地元の友人から祝福のメールが届いた。
大会に向け、兄・駿平さんの胸を借り、組手の指導を受けた。「いろいろ注意もされたけど自信になった」と準備は万全だ。女子70kg超級は8月19日に行われる。小宮さんは「自分のペースに持ち込み、優勝してきます」と闘志を燃やしている。
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