足柄地域の夏の風物詩として知られるこの花火大会は、「まつだ鮎まつり」(当時)のフィナーレを飾る花火として1980年に始まったもの。その後「まつだ観光まつり」に引き継がれ、2000年からは開成町との共催で開催されるようになった。足柄地域を代表する花火大会で昨年は5万5千人が訪れ、今年で35回目の節目を迎える。
今年は開成町が町制施行60周年を迎えることから、開成町を象徴する「あじさいスターマイン」、松田町の桜をイメージした「さくらスターマイン」が記念花火として打ち上げられ、昨年より300発多い約1800発が足柄地域の夏の夜空を彩る。
花火大会の運営は両町の職員と実行委員会によって行われ、運営費は両町からの助成金と地域からの協賛によって賄われている。
打ち上げの前には2町がそれぞれ「まつだ観光まつり」と「開成町納涼まつり」が開催する。
まつだ観光まつり
松田町で開催される「まつだ観光まつり」は午後3時から松田町酒匂川町民親水広場に設置されるステージで開会宣言が行われ、バンド演奏やダンスの共演、寄まつり囃子などが披露される。
午後4時からは駅前の商店街を中心に大名行列のパレードがスタート。午後7時からの「百(ひゃく)八ッ火(やって)」では松田山にかがり火が灯される。
問い合わせは松田町観光協会【電話】0465・85・3130へ。
開成町納涼まつり
開成水辺スポーツ公園で開催される「開成町納涼まつり」では、午後3時から「あしがら未来音楽フェスティバル」が開催される。
地元で活動するアマチュアやプロのミュージシャンがステージから会場を盛り上げる。
午後7時25分には納涼開成阿波踊りが始まり、盛り上がりが最高潮に達する。
屋台村では地元グルメも多く登場。浴衣で来場した人先着50人に屋台村で使える200円券がプレゼントされるほか、マルシェかいせい夕市まつりも同時開催。午後4時からはマスのつかみ取りもある。
問い合わせは町産業振興課【電話】0465・84・0317へ。
酒匂川の足柄大橋上流できょう22日(土)に、「第16回あしがら花火大会」が開催される。同日に開催される「まつだ観光まつり」と「開成納涼まつり」のフィナーレとして、午後8時から約1800発の花火が足柄平野の夜空に打ち上げられる。
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