足柄地域で栽培されているあしがらいちぢくの収穫が最盛期を迎え、樹上で熟した実の甘い香りが畑に漂っている。
あしがらいちぢくは「JAかながわ西湘いちぢく運営委員会」(鍵和田喜作委員長)に加盟している20軒の農家を中心に栽培されている。
西洋いちぢくの一種の「桝井ドーフィン」を樹上で完熟させてから出荷され、甘さと香りが特徴。
8月上旬から11月下旬までに約8万パックが出荷され、昼夜の寒暖差が出てくる9月頃から味が濃くなる。今年は8月5日から集荷が始まっている。南足柄市怒田のJA福沢選果場や近隣のスーパーマーケットなどで購入することができる。
今年のいちぢくの出来についてJAの担当者は「お盆明けの気温の低下もあり、甘さが増してきています。子どもから大人まで皆さんに楽しんでもらえると思うので、ぜひ味わってみてほしい」と話す。
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