9月の大雨による洪水被害で、甚大な被害を受け、現在も避難所で生活をしている人たちに、南足柄市千津島の高橋尋子さん(67)が掛け布団カバーとタオルケット10セットを贈った。
自宅で書道教室を開くかたわら、特許を取った寝具などのアイデアグッズを販売する「アイデア工房 百尋(ももひろ)」も営んでいる高橋さん。常総市へ寄贈する布団カバーも布団の襟が汚れにくく、取り外しが簡単にできるように工夫されているもので、高橋さんが発明したもの。
高橋さんは「現地で寝具などの日用品が重要視されていることを聞き、身体が弱い人でも取り外しが簡単な、このカバーを使ってほしかった」と、親交があった南足柄市の池田真一市議に相談。救援物資の受け入れについての調整を進め、2日に常総市に物資を発送した。
高橋さんは「東日本大震災の時、製品化が間に合わず、贈ることができなかった。被災地のために行動することができなかったことが今でも心に引っかかっていたので、ぜひ現地で必要としている人に使ってもらいたい」と話す。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
|
|
|