横浜市の県立武道館で12日に行われた「第30回神奈川県東西対抗剣道大会」に南足柄市の内藤定雄さん(59)=和田河原=が出場し、大会の優秀選手に選ばれた。
県東西対抗剣道大会は県剣道連盟の各支部から推薦された76人の選手が東軍、西軍に分かれて対抗戦を行う大会。内藤さんは南足柄市剣道連盟からの推薦を受けて大将、副将に次ぐ三将として出場。七段同士の三将戦でメンとコテの二本勝ちを収め、西軍の勝利に貢献。16人の優秀選手のうちの1人に選ばれた。
今回で3回目の対抗戦出場となった内藤さんは「西軍の勝利に貢献し、優秀選手に選ばれたことはうれしい。これを励みにさらに稽古に精進したい」と話す。
剣道歴37年、七段の腕前を持つ内藤さんは、仕事のかたわら週に3回ほど、南足柄市や小田原市の道場などで稽古に励んでいるベテラン剣士。市内で活動する岩原剣道クラブでは30年間にわたり小学生などの指導にしてきた。
内藤さんは「自分にとって剣道は精神修行。鍛錬を続けると同時に、日本の伝統文化である剣道に子ども達が興味を持って始めてくれるよう、普及活動にも力を入れていきたい」と話す。
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