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小田原総合ビジネス高 気仙沼に城湯屋 修学旅行で復興支援

教育

掲載号:2015年10月30日号

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売上を手渡す岩見さん
売上を手渡す岩見さん

 小田原総合ビジネス高校が10月6日、修学旅行で訪れた宮城県気仙沼市で、チャレンジショップ「城湯屋(じょうとうや)」を開き、その売上金のすべてを復興支援として気仙沼復興商店街に寄付した。

 同校は昨年から「防災教育」もかねて、修学旅行先を沖縄から東北・北海道に変更。昨年は被災地を見学し、被災者に震災時の様子を聞くだけだったが、「(今年は)チャレンジショップ『城湯屋』を被災地で開いてみては」という教諭らの提案を受けて生徒が企画、実現した。

 気仙沼復興商店街「南町紫市場」の一角で開催された城湯屋には、総合ビジネス科の2年生、223人が参加した。店舗経営部に所属する8人を中心に、吉田島総合高校のレモンサイダーや滋賀県立湖南農業高校のジャムなどを販売し、開始わずか15分でほとんどの商品が完売。1時間40分で2万6400円を売り上げた。

 同部の武若誠君は「出発の1週間前に売れ筋や買い求めやすい価格の商品を部員でチョイスした。客層もまったくわからず、お客さんが来てくれるか心配だった」と振り返り、岩見舞さんは「商店街といっても建物はプレハブ。被災地の現状を知ることができた。お客さんから『来てくれてありがとう』『待っていたよ』という言葉をかけられ、うれしかった。売上が少しでも被災地の役に立てば」と語った。

 同商店街の坂本正人副理事は「高校生のおかげで商店街が賑わい、活気にあふれた。寄付金は販促広報費に使わせてもらいます」と感謝の言葉を口にした。

 城湯屋は、販売実習やマナー教育、地域交流の一環として2003年に銀座通り商店街でスタート。高校生のアイデア商品や、農・水産高校で製造された商品を販売し、昨年4月からは同校の敷地内に店舗を移し、営業を続けている。

「ビジネスラスク」も販売 あすビジ高で文化祭

 小田原総合ビジネス高校の店舗経営部が平日の午後2時30分から5時まで営業している城湯屋が、明日10月31日(土)に開催する同校の文化祭で新たなオリジナル商品を発表、販売する。

 これまで「ビジネスドーナツ」「ビジネスバーガー」と銘打ったオリジナル商品を地元の企業と企画・開発し、販売してきた同校。第3弾となる今回は、湘南ゴールドを使った「ビジネスラスク」を数量限定で販売する。

 そのほか、地元の新鮮野菜や、全国約20校の農・水産高校から仕入れたジャム、ジュースが販売され、修学旅行で訪れた気仙沼の特産品である「いかせんべい」や焼菓子「しぶきの舞」も店頭に並ぶ予定だ。

 文化祭は午前10時から午後2時30分まで。駐車スペースがないため、公共の交通機関の利用を呼びかけている。(問)同校【電話】0465・34・2847。

生徒の手によって運営されている城湯屋
生徒の手によって運営されている城湯屋

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