足柄地域の読み聞かせサークル10団体が加盟する「あしがらの伝承と文化の会」(木口まり子代表)がこのほど発足10周年を迎え、記念事業としてこれまでの活動内容をまとめた記念誌を発行した。
記念誌はA4サイズ48ページ。関係者からの祝辞やこれまでの合同おはなし会の活動内容、地域紙で連載されたグループ紹介の連載記事、各グループからの記念メッセージなどを紹介。記念誌は関係者へ配られるほか、各グループが活動する市町の図書館などにも寄付される。
同会は2005年8月に開催された「全国紙芝居まつりあしがら大会」に実行委員として参加していた12団体が元となり、地域の伝承の保存と文化形成を目的に大会直後の9月に発足。
市町を越えた団体として瀬戸屋敷や、まつだ子どもの館での合同のおはなし会の開催や外部講師を招いての勉強会などを行ってきた。発足時には地元企業からの寄付なども受けていて、当時の寄付金と会員団体からの会費で運営されている。
木口代表は「普段はグループごとにそれぞれの市町の図書館などで活動していますが、ほかのグループとの情報交換や技術交流など、市町を越えた活動ができています」と話す。
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