寄 稿 新春を迎えて 神奈川県議会議員総務政策常任委員長 杉本とおる
明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
◇◇◇
昨年は、世界中で、ネパール大地震を始め、異常気象による大火災など大きな自然災害が発生しました。 日本でも箱根大涌谷の噴火警戒レベル引き上げや東日本豪雨での鬼怒川の堤防決壊など自然災害に見舞われた1年でありました。
大涌谷は、幸いにも噴火警戒レベルが平常に戻りましたが、未だに規制が継続されています。1日も早く正常な状況に戻ることを願っています。
また、安全保障においては中東やアフリカにおいて、紛争が続いているなか、パリ同時多発テロは世界中に大きな衝撃を与えました。改めて県民が安心して暮らせる生活環境を確保する重要性を痛感しました。
◇◇◇
さて、昨年の12月22日に第3回定例会が閉会いたしました。
主な内容として「神奈川県人口ビジョン」と「神奈川県まち・ひと・しごと総合戦略」の素案が示されました。また「東京2020オリンピック競技大会・セーリング競技」の江ノ島開催に向けた検討状況について報告がありました。
次に、国内外の招聘者310名が参加した「未病サミット神奈川2015in箱根」と3日間で1万4000人が来場した「ME―BYO JAPAN2015」の報告と、未病商品として昨年は「ミモシス」「アミノインデックス」「プラント プラント」の3品が登録されたとの報告がありました。また、スポーツ局の新設や新たな独立行政法人として「産業技術総合研究所」の設立等が示され、2月15日からの2016年第1回定例会で更に議論を深めてまいります。
本年は、丙申(ひのえさる)の年です。
この年は、様々な問題が表面化し、それを解決するための決断力や行動力が求められる、と言われます。 それを実践するために、皆様の声に耳を傾け、各町と常に連携を取りながら課題を先送りすることなく取組んでまいります。
神奈川県では、平成28年度も財政は厳しい状況にあるとしています。
しかし、足柄上地域における「未病を治す取組み」や「県西活性化プロジェクトの推進」「交流と連携を支える道路網の整備」「森林の保全・再生に向けた取組み」「酒匂川の土砂管理」「災害対策の強化」などの事業に対しては全力で取組んでまいります。
|
|
|
|
|
|