旧国鉄とJRのOBでつくる鉄道公園保存会(関亀夫会長)が12月24日、山北町鉄道公園の蒸気機関車「D52」を清掃し黒塗りの車体を軽油で磨き上げた。
山北町は先ごろ、国の地方創生交付金を活用する「D52復活事業」に着手。旧国鉄機関士の恒松孝仁さん(60)に依頼して、圧縮空気で機関車を動かし、12メートルのレールを設置して乗客を乗せることも目指している。「ヤマ線」として親しまれた御殿場線で国内最大の貨物機関車として活躍した「D52」の動態化には、全国の鉄道ファンが注目している。
現役時代の「ナッパ服」で清掃に参加した元機関助手の室伏康一さん(86)=写真右は「磨く手に力が入った。3月が楽しみだね」と、高ぶる気持ちを抑えながら笑顔を浮かべていた。
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