開成町 駅東口に新拠点 子育て支援センター4月にオープン
小田急線「開成駅」東口に今年4月、開成町の子育て支援センターがオープンする。3階建ての建物は民間事業者(小田急不動産株式会社・東京都渋谷区)が建設し、2階と3階部分を町が20年契約で賃貸借する。
役場外で初、窓口サービスも
公共施設となる3階部分(600平方メートル)には、子育て支援センターのほか役場としては初めて庁舎外に設置する窓口コーナーが入る。
子育て支援センターは、子どもをもつ家庭への支援機能を充実させるために設置する。平日のほか毎月1回以上は土曜日も稼働。育児や保育の相談員ら2人以上を常駐させる方針だ。
センターでは未就学児と保護者同士も交流できる遊びの場としてプレイルームを設けるほか、子育てに関する相談、子育てに関する情報の受発信、各種講習を提供する。町全体で保護者と子どもを支援するため、高齢者や学生との交流など多様な世代との連携も取り入れるという。
3階にはほかにも、子どもを預ける家庭と預かる家庭をつなぐファミリー・サポート・センターの事務局や役場の窓口コーナーも設置。窓口では、住民票や印鑑証明書、戸籍謄・抄本、納税証明書や各種所得証明などを交付する。
役場以外への窓口コーナー設置は同町では初めて。
2階部分は、パレットガーデン自治会(鉾崎崇行自治会長、414世帯)の活動拠点となる。
いずれの施設も今後、開設に必要な条例案などを町議会が審議し、議決を経て4月1日のオープンを目指している。
2・3階の賃料はいずれも月額65万円で今年3月から2036年までの定期建物賃貸借契約を結ぶ。
小田急不動産によると1階部分については「まだ未定」としている。
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