県が主催した作文コンクール「いのちの授業大賞」の受賞者がこのほど発表され、大井町立大井小学校5年の荘司渚さん(11)の作文と授業を担当した関野祥一教諭(38)がテレビ神奈川賞に選ばれた。県内から4284点の応募があり、10点が入賞した。
2014年12月に祖母・宇佐美君子さん(享年67)を亡くした渚さんは、初めて身近な人を亡くした経験を「一生けんめいに病気とたたかっても亡くなってしまうことがある。命は変えることができない」と作文中につづった。
渚さんは「おばあちゃんは亡くなってもずっと家族だよと伝えたい」と語った。
渚さんの母で君子さんの娘の友紀さん(37)は「作文を読んで、当時の娘の複雑な気持ちが伝わった」と話していた。
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