神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2016年2月6日 エリアトップへ

大井町昭和女子大 “郷土食弁当”が完成 3月6日花まつりで販売開始

社会

公開:2016年2月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
公募で集まった町民らも試食会に参加した=1月30日・昭和女子大学東明学林の食堂
公募で集まった町民らも試食会に参加した=1月30日・昭和女子大学東明学林の食堂

 大井町山田の昭和女子大学研修施設・東明学林で1月30日、町と協働で開発を進めている「郷土食弁当」の2回目の試食会が行われた。この日の試食で出された意見を踏まえ、3月6日(日)に四季の里で開催される花まつりで一般販売される。

 このプロジェクトは県が進める地方創生大学連携事業として昨年7月からスタート。これまでに学生たちによる事前調査、町民も参加した3回のワークショップを経て12月に1回目の試食会が行われている。

 この日の試食会には間宮恒行町長、相和地域活性化委員会のメンバー、一般公募の町民、地元農業関係者、昭和女子大の学生、教員ら45人が参加。

 参加者はこれまでの経緯や、前回の試食で出た意見を参考にした修正点の説明を学生から受け、見た目や味を確かめながら1品ずつ試食し、3段階で評価した。

弁当3案を開発

 開発が進められている弁当は、足柄牛のメンチカツなどボリュームがある「足柄ぎゅうぎゅう弁当」(販売予定価格900円)、大井町産の野菜を使った女性向けの「とれたて野菜のおおいまち弁当」(同500円)、町が栽培普及に取り組んでいるフルーツ「フェイジョア」を隠し味に使った「フェイジョアカレー」(同600円)の3種類。

 試食会での意見を参考に最終調整を進め、3月6日(日)に農業体験施設「四季の里」で開催される花まつりで一般に販売される。

 息子の倫くん(11)と一緒に一般公募で参加した重田有紀さん(37)=同町金子=は「ラベルも新しくなって前回の試食より見た目が良くなった。3種類の中ではボリュームがある”ぎゅうぎゅう弁当”が家族向き。休日のお昼などに食べたい」と話す。

 昭和女子大学現代ビジネス研究所昭和デザインオフィス代表の芦川智さんは「大井町を舞台に食の開発に参加できたことは学生にとって価値がある。今後も協力してプロジェクトを進めていきたい」と話す。

開発が進む郷土食弁当足柄ぎゅうぎゅう弁当(左)、とれたて野菜のおおいまち弁当(右)、フェイジョアカレー(奥)
開発が進む郷土食弁当足柄ぎゅうぎゅう弁当(左)、とれたて野菜のおおいまち弁当(右)、フェイジョアカレー(奥)

足柄版のトップニュース最新6

「健康」でライザップと協定

開成町

「健康」でライザップと協定

医療費抑制などを期待

4月20日

開成・大井で「移行」始まる

中学校部活動

開成・大井で「移行」始まる

足柄上エリアの状況調査

4月20日

仁王門100年ぶり修繕

延命寺(松田町)

仁王門100年ぶり修繕

開山550周年事業で

4月13日

「のるーと足柄」利用1万人

松田町

「のるーと足柄」利用1万人

運行開始から半年

4月13日

学習机の天板、町産材に

山北町立川村小

学習机の天板、町産材に

「町の林業身近に」

4月6日

車両損壊等が連続発生

松田署管内

車両損壊等が連続発生

3月末に被害が集中

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook