山北鉄道公園で静態保存されている国内最大の蒸気機関車「D52」を動かすプロジェクトで11日、線路に固定されている車輪を動かす点検作業があった。
機関車本体と炭水庫の重さは合わせて約96トン。この日はレバーブロックと呼ばれる機材で車体を動かす作業で約40センチ後方に動かした。車体がレール上を動いたのは46年ぶり。
作業にあたる鉄道文化協議会群馬支部の恒松孝仁さん(60)は「異音やトラブルもなく無事に作業が完了した。状態もいい。作業の峠は超えた」と手応えを掴んでいた。レールの敷設も終え、整備は今月末で終了する。
4月以降に安全柵を取り付けて10月14日の鉄道の日にお披露目式が開催される。
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