足柄ロータリークラブ(河野英次会長)のメンバー20人が15日、南足柄市内の中学生30人と狩川の上流にある水源林でブナを植栽した。
地域の子どもたちが自然とふれあい、植栽を体験することで自然資源の大切さを学んでもらうのがねらい。同クラブではこの取り組みを2007年から継続している。
植栽の前にあいさつした河野会長は「日本を含め世界各地で起こる自然災害や環境問題は決して他人事ではない。先月起きた熊本、大分の地震でも豊富に湧き出ていた水が急に出なくなったと聞きます。この事業を通じて私たちが自然資源の大切さを感じ、災害について考え、行動していける大人になってほしい」と話した。
この日は足柄ロータリークラブが用意したブナの苗木30本を山に植えた。
同クラブでは「20年、30年後にこども達が植えたブナの木々が大きく育ち、大人となったこどもたちの生活や命を助ける新たな水源の森となってほしい」としている。
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