山北町川西の(株)神奈川県農協茶業センターの役員らが19日に神奈川県庁を訪れ、黒岩祐治知事に足柄茶の新茶を贈呈した。
訪問したのは茶業センターの佐藤美己代表取締役専務と次期専務候補の福野学さん、生産者の細谷善国さんら4人。「香りと旨みあるお茶ができた」と新茶を知事に手渡した。
茶業センターによると、今年は若い芽を摘んだことで例年に比べ旨み成分が豊富で「よりおいしいお茶になった」という。新茶は同センター併設の直売所などですでに販売が始まっている。県内の統一銘柄である「足柄茶」は関東大震災の復興を担う産業振興策として山北町で栽培が始まった。今では県西部の丹沢・箱根山麓を中心におよそ259ヘクタールで生産されている。
栽培面積は全国で18番目。茶葉の香りと旨みを引き出す「浅蒸し製法」で加工しているのが特徴。
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