10月に南足柄市と小田原市が設置する「(仮称)県西地域の中心市のあり方に関する2市協議会」の協議内容が15日に分かった。
両市が作成した資料によると10月からの協議内容は、【1】「2市の合併に係る任意協議」、【2】「合併新市による中核市移行の検討」、【3】「広域連携制度の研究と活用可能性の検討」の3点。 【1】は合併方式や合併の時期、事務所位置、新市まちづくり計画の作成など。【2】は2市で中核市に移行する場合の影響の確認。【3】は合併後の周辺自治体との新たな広域連携制度の研究など。2市協議の委員は両市長、議員、学識経験者、各分野の団体代表などで構成し、検討事項によっては小委員会を設置する。
協議会の傘下には両副市長と広域行政事務の所管部・課長らでつくる「幹事会」を設け、さらに所管部長らによる15の「部会」、と54の「分科会」を置く。
7月18日(祝)に小田原市民会館、8月13日(土)に南足柄市文化会館で学識者による講演会を開催し、7月1日発行の両市広報紙では、現状の取り組みなどについて情報を掲載するという。
7月1日には2市の取り組みや検討内容の周知度、合併した場合のまちづくりに求めるものなどについて両市民3600人を対象にアンケートを発送。小田原市では6月末から7月初旬にかけて市内単位自治会長向けに、南足柄市では8月末の市政懇談会で市民に直接説明し、10月を迎える。
南足柄市企画課では「合併の是非というよりも、まずは合併した場合を想定した協議になる」としている。
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