6月25日午後8時前。日本陸上選手権大会の400mハードルに出場した松下祐樹さんが2位でゴールすると、国府津駅前のラーメン店「餃子ショップ」に歓喜の声が響いた。
テレビ観戦していた7人は、地元住民ら有志が結成した「松下祐樹を応援する会」の面々。リオデジャネイロ五輪出場をかけたレースで、「せっかくなら皆で祝った方が楽しい」と、当日の夕方に高橋正則代表が急きょ召集をかけた。
5月に五輪参加標準記録を突破し、代表選出の可能性は高いとみられていたとはいえ、「何が起こるかわからない」と、手に汗とグラスの水滴を握り見守った 7人。即内定の1位は逃したが、2位の結果に「五輪は間違いない。久々に誕生した国府津の星だね」と高橋さんは満面の笑み。
「地元の明るいニュースだから」と、オーナーの桐生照一さんは閉店時刻を過ぎても祝賀会のために店を提供。「お酒がすすみますねぇ」と、店内からはいつまでも明るい笑い声がもれていた。
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