16日にデビューした、JR小田原駅始発の観光列車「伊豆クレイル」。小田原駅に、このほど利用客専用の待合室が完成した。
待合室は改札近くの通路の一部を改装。入った瞬間に爽やかな香りに包まれる。壁には地元材の椹(サワラ)を巡らせ、ヒノキ製の椅子やテーブルは林業振興の一環で小田原市が寄贈した。
全体デザインは、小田原市役所の木質内装も手がけたデザイナー・伊藤陽子さんが担当。木材業協同組合や大工職組合、木工業者など”木のプロ”たちの技が凝縮されている。
伊豆クレイルは土日祝に小田原〜伊豆急下田間を1往復する。ターゲットは女性客で外観はピンク色。ラウンジを備え、海沿いの根府川や東伊豆で徐行するなど、美景を堪能できるのが売り。運行予定が発表された9月末までで、すでに完売のプランもある。小田原駅は、新松田駅から小田急線急行で約14分、大雄山線大雄山駅から約21分。
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