南足柄市社会福祉協議会(森住敏逸会長)が22日、市内の子どもを対象にした福祉教育事業「車いす探検隊」を行い、小学3年生から6年生19人が参加した。
障害者や高齢者の気持ちを理解し、思いやりの心を育むことを目指すこの事業は今年で8回目の開催。伊豆箱根鉄道(株)と市民ボランティアグループ「ボラえもん」が協力している。
参加した子どもたちは、りんどう会館で車いすの使い方を学んだあと大雄山駅へ移動。大雄山線管理所の四ノ宮久則副管区長から電車への安全な乗降の方法を教わり、交代で車いすを利用する人と介護する人の体験をした。
体験後には南足柄市身体障害者福祉協会の百田昇さんが、電車内や駅での体験談を紹介し「困っている人がいたら声をかけて欲しい」と子どもたちに呼びかけていた。
初めて参加した澤田紬さん(南足柄小3年)は「スロープの上り下りで車いすを押すのが大変だった。これからは車いすで困っている人がいたら助けてあげたい」と話していた。
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