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足柄版 公開:2016年8月13日 エリアトップへ

南足柄市 箱根ジオ編入へ 矢倉岳、文命堤など8カ所

文化

公開:2016年8月13日

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小田原市鬼柳からみた夕暮れの富士山と矢倉岳
小田原市鬼柳からみた夕暮れの富士山と矢倉岳

 今年9月に予定される箱根ジオパーク編入に向けて南足柄市の準備が大詰めを迎えている。

 国内には39地域のジオパークがあり、このうち8地域は「世界ジオパーク」にも認定されている。箱根ジオパークは国内パークのひとつで、2012年に小田原市と箱根町、真鶴町、湯河原町の1市3町が「箱根火山」をテーマに登録申請して、日本ジオパーク委員会から認定を受けた。

 ジオパークの認定では4年毎に再審査があり、今年9月の更新に合わせ南足柄市が加わる予定。

 箱根に3つのエリア、小田原、真鶴、湯河原にそれぞれエリアが1つあり、各エリアに「ジオサイト」と呼ばれる見どころがある。その数は41カ所に及ぶ。

 南足柄市が選定したジオサイトの候補地は、【1】足柄峠と足柄道、【2】矢倉岳、【3】夕日の滝、【4】蛤沢周辺、【5】文命堤、【6】最乗寺と杉林、【7】清左衛門地獄池、【8】御嶽神社と矢佐芝石丁場―の8カ所。矢倉岳は短期間に隆起した「世界的にも珍しい岩体」(同市)だという。

23日最終審査

 南足柄市では今年2月には観光客にジオサイトを案内する南足柄ジオガイドの会(植田勇次会長、会員20人)が発足。5月の提案審査を経て、8月23日には3人の日本ジオパーク委員が南足柄市を訪れ現地を審査する。結果は9月9日にも判明する。 

 南足柄市のジオサイトはいずれも箱根火山と深い縁があり歴史的な物語がある。市企画課では「編入により地域資源が内外にPRできる。地域の活性化につなげたい」としている。

 南足柄市では9月22日(木・祝)に同市文化会館小ホールで「箱根ジオパークフェスタ」を開催することにしている。箱根ジオパークのホームページアドレスはhttp://www.hakone-geopark.jp/

     ※一部地域で既報

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