大井小学校で19日、車いすバスケットボールの体験講座が行われ、町内の小学生ら33人が参加した。
この講座は小中学生の子どもたちに、他人を思いやる気持ちや仲間と協力する姿勢の大切さに気付いてもらい、自分ができることを考えるきっかけにしてもらおうと大井町社会福祉協議会が初めて企画した。テーマは「生き方講演会 チャレンジ〜あきらめない心〜」。
体験講座では、県央や県西地区を中心に交流体験事業を行う「湘南スポーツクラブ」の車いすバスケットチームと神奈川県内の女子チーム「WING」のメンバー5人が講師を務めた。子どもたちは競技用の車いすの説明や操作方法、プレイ中の動きなどの指導を受けて試合にも挑戦した。
参加した子どもたちは「手で動かすのに足も痛くなって大変だった」「車いすで真っ直ぐ前に進むのが難しかった。手がタイヤにあたって痛かったけれど、やってみて良かった」などと話した。
大井町社会福祉協議会は「車いすでできることを知ってもらいたいと思って企画した。今後も続けたい」と振り返った。
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