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第二のふる里が被災 大井町の高橋さん、岩泉町へ

社会

掲載号:2016年9月17日号

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高橋さんが写した被災地の様子
高橋さんが写した被災地の様子

 台風10号で甚大な被害を受けた岩手県沿岸部の岩泉町の住民と30年以上に渡り交流する大井町山田の高橋和久さん(69)が12日、今月1日から4日まで支援活動のため単身で訪れた現地の様子を語った。

 高橋さんは1979年に地域の子どもたちに昔ながらの遊びを伝承するため「あしがらあそびの学校」を結成。当時の相和小学校に着任していた教師の生まれ故郷が岩泉町で、同町の郷土芸能「中野七頭舞(ななづまい)」を伝承する保存会との交流が始まった。毎年5月に地域の子どもたちと岩泉町を訪れるなど交流は今も続く。

 8月30日夜、岩泉町を台風10号による豪雨が襲った。この雨で町内を流れる小本川が氾濫し、流域の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」では入所者9人が死亡。町内では合わせて15人が死亡するなど今なお復旧作業が続いているという。

 同町は2011年の東日本大震災でも被災し、沿岸部では津波で3人が死亡。今回の台風で河川が氾濫した地域には仮設住宅があり「二重被害」を受けた。

 さらに高橋さんが大井町の子どもたちと定宿にしてきた「民宿三浦」のおかみ三浦敦子さん(79)が、グループホームで犠牲者になっていたことが分かった。 軽トラックに支援機材を積み込み現地へ行った高橋さんは「震災で倒壊して廃業してからは仮設住宅で暮らし、最近は施設に入っていた。元気な顔を見たばかりで言葉が出ない」と話す。 14日には大井町で義援金の募金活動にあたった高橋さん。今後も息の長い支援を続けていくという。

募金活動をする高橋さん(中央)
募金活動をする高橋さん(中央)

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