南足柄市議会で14日に開かれた「県西地域の中心市のあり方に関する調査特別委員会」が、事前に日程を公表せず開催された。
特別委員会は、21日から始まる南足柄市と小田原市の2市協議会を前に小田原市の幹部に出席を求め、協議内容やスケジュールについて報告を受け2時間にわたる質疑も行われた。2市協議の名称が「任意協議」に変更されたことなど、市の広報だけでは知り得ない最新の情報も明らかになった。
議会事務局はこの日、傍聴席を15席ほど用意したが傍聴者は報道陣の2人だけだった。特別委員会は条例で公開が規定され、通常は議会事務局がホームページなどで日程を公表するが「事前に議員の了解を得ていない」などとして情報を掲載しなかった。日程は10月5日に決まっていた。
議会事務局は「せめてホームページには情報を掲載するべきだった」と釈明。特別委員会の加藤洋一委員長は「両市民にとって重大な案件の報告を受け質疑、議論する公開の場。事前に周知して1人でも多くの市民に傍聴してもらうのが本来の姿。ホームページには掲載されているものだと思っていた」と話した。
市議会は11月8日(火)午後7時から中部公民館で議会報告会を開き、県西地域の中心市のあり方をテーマに市民と意見交換もする。
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