松田町寄地区の寄ロウバイ園で1月14日(土)から2月12日(日)まで、寄ロウバイまつりが開催される。今年で6回目。地域での植樹の取り組みから11年目を迎えた今年も2万本以上が来場者を甘い香りで迎える。
ロウバイは中国原産の低木の落葉樹で主に1月から2月にかけて黄色く、甘い香りの花を咲かせる。
寄ロウバイ園は2006年に荒廃地対策と地域おこしを目的に地元住民を中心に整備された約1万3千平方メートルの山の斜面にある。寄中学校の卒業生が植樹した250本を皮切りにこれまで2万本以上が植栽されている。寄地区の集落や茶畑などの風景を眼下にのぞむことができる。
役場によると今年は昨年よりも開花時期が遅れているといい、今月11日の時点で咲き始めの状況。
まつりの期間中は地元の主婦たちが食事処を営業するほか、寄の野菜を使った豚汁や松田町の地酒「松美酉」の酒粕を使った甘酒、手作りの加工品などが販売される。中津川の清流で育まれたサクラマスやヤマメなど「やどりき」ならではの味も楽しめる。入場料は1人300円(16歳以上)。午前9時から午後4時。
アクセスは小田急線新松田駅北口から富士急湘南バス「寄」行で終点まで。バス停からロウバイ園まで無料送迎車がある。駐車場は寄自然休養村管理センター(松田町寄3415番地)前のみやま運動広場。
問い合わせは松田町観光経済課【電話】0465・83・1228へ。
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