元高校教諭で松田町体育協会の会長を務める吉田信男さん(70)=松田庶子=が、1月29日に開催された第71回足柄上地区一周駅伝に史上最高齢選手として出場した。
吉田さんは74年から88年まで山北高、96年から07年まで吉田島総合高の陸上部で指導。教え子は25歳から60歳に及ぶ。
吉田さんが最初にこの大会に出場したのは教員時代の75年。以来8年前までに通算29回の出場を重ねた。 ここ数年は補欠として選手登録したこともあったが出場機会はなかったため、山北高校のOBが吉田さんのためにチームを結成。下関本から松田中までの4区6キロを完走し、28分21秒の記録を残した。
松田中でたすきをつないだ吉田さんは「呼吸は大丈夫だったけど足が思うように動かない」とレースを振り返ると、汗も引かないうちに本部がある開成町の足柄上合同庁舎までランニングで戻っていった。
応援に訪れた教え子の劔持久美さん(31)=旧姓・佐藤、開成町=は「中学時代に吉田先生が吉田島農林の顧問で指導していただいた。昔と変わっていない」と話していた。
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