身近な町にあるお店や会社を、国や県、町などと連携して支える仕事が地域にある。その支援策が県下第1号で大臣より認定された、足柄上地域の大井、松田、開成、中井の4町を所管する足柄上商工会で話を聞いた。
”頼れる経営コンサル”に
祭りやイベントで「しょうこうかい(商工会)」という言葉を一度は耳にしたことがあるのでは。
私たちの暮らしの身近なところで商店やサービス業、町工場などを営む経営者が会員となり、法に基づき設置されているのが商工会。足柄上地域4町を管轄するのが足柄上商工会だ。
強み引き出す
足柄上商工会の津田昌賦企画課長は「目まぐるしく経済状況が変化しニーズも多様化する中、店や会社を経営していくにはきちんとビジネスプランを描いておく必要があります」と話す。「プランニングにおいてはまず現在のご自身のお店・会社が置かれている経営状況や経営資源を一般人と自社内の2方向の目で見つめ把握しなおすことが大切です」ともいう。
消費者から求められているニーズ(トレンド)や全国的な同業の傾向、競合先、社内の状況、自社の財産などの「経営環境」を、客観的視点を交えて把握し分析してみると、自社が求められていることや自社の強みが見えてくるという。
アンテナショップ
足柄上商工会では、経営指導員や専門家が、経営状況や環境の分析、事業者ごとの強みについて事業主と一緒に考え、そのうえでビジネスプランを作成する手伝いもしている。プランニングだけにとどまらず実行支援も継続する。
商品開発では、内容やパッケージデザインなどの支援に加え、同会が小田急線新松田駅前で運営するアンテナショップ「まちの駅あしがら」でのテストマーケティングや販路開拓などもサポートしている。
足柄上商工会には毎月専門家が常駐し、予約制で経営支援にあたっている。今月は2月21日(火) 、24日(金) 、28日(火)の午後。
問い合わせは下記、足柄上商工会へ。
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