大井町の根岸下青少年育成会(清水亜樹会長)が11日、地域住民を集めて防災教室を開いた。子どもから高齢者まで約70人が参加して、体験型の訓練を行い交流した。大井町笑顔特派員のお笑い芸人スベリー・マーキュリーも参加し、盛り上げた。
根岸下育成会は自治会などと協力して昨年、初めて交通安全自転車教室を開いた。好評を得て今年は防災をテーマに企画。町役場や小田原市消防、地元の消防第1分団などの協力を得て起震車や煙体験、水消火器の体験コーナーを設け、自動体外式除細動器(AED)の使い方も学んだ。
育成会長で町議の清水さんは「地域には交通や防災の課題が多くあるが交流の機会を増やすことも大切。地域でこうした企画を立てれば役場も開催に協力してくれる」と話していた。
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