開成町が東日本大震災を教訓に毎年3月11日に災害対策訓練を行っている。今年は初めて、休庁日に実施した。
参加したのは府川裕一町長や各部の部長と課長など管理職の職員およそ30人。東京湾を震源にした震度5弱の地震の発生を想定した。この日は対象者に参集のメールを送り集合するまでの時間の確認をした。防災士で町防災安全専門員の磯崎眞一さんの講義も行われた。
磯崎さんは「いざというときを想定して考えるのが危機管理の第一歩」と日頃からの対策や災害時発生直後の対処法などを話した。
開成町は東日本大震災発生時、震度3と4の揺れを観測して災害対策本部を設置した。町環境防災課によると、庁舎内と町内ともに被害の報告はなかったという。1970年に竣工された開成町役場は建物の老朽化で新庁舎の建設を進めている。2019年度に完成する予定。
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