満開の桜を背景に水菜を摘む来場者
早咲きの桜「春めき」が咲く南足柄市千津島のふくざわ公園で、18日から20日まで「春めき桜まつり」が行われた。主催者によると今年は例年の２倍、およそ１千人が来場した。
ふくざわ公園の春めきは、千津島地区の住民を中心に結成した「あしがら花紀行千津島」（高橋達之会長・40人）が育て、10年ほど前から毎年この時期に桜まつりを開催している。
今年は約２千平方メートルの畑で水菜を栽培して、無料の摘み取り体験も実施したところ好評だった。
東京都足立区から毎年桜まつりに足を運んでいる家族連れは「桜の時期に合わせて来ている」と両手いっぱいに水菜を摘み取り土産に持ち帰った。
千津島のメンバーは「桜と水菜の収穫はなかなの好評だった。今週末は花が散る姿を見ることができるのではないか。わびさびの世界観を楽しんで欲しい」と話している。
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