南足柄市社会福祉協議会(森住敏逸会長)が3月27日、障害を持つ子を育てる家族を対象とした支援サービス「レスパイト事業」の卒業イベントを実施し、利用者やボランティアら35人が参加した。
南社協は、知的障害のある小中学生などを預かるレスパイト事業「しゃぼんだまの会」を2003年に開設。春、夏、冬休みに催しを開き、子ども同士の交流や家族が休息をとる時間を提供している。
今回は将来の夢づくりにつなげようと社会福祉法人明星会が経営する「パン工房ハッピー」(南足柄市塚原)に協力を呼びかけ、女性センターでパン作りを企画。ハッピーのスタッフを講師に迎えてウィンナーロールとメロンパン作りを体験し、シチューやサラダでランチタイムを楽しんだ。
午後は狩野公民館で風船バレーボールを楽しみ、りんどう会館での卒業式では中3の生徒2人に手作りの卒業証書が贈られ、下級生が歌で卒業を祝った。
市社協は「実際に働く人の姿を見て刺激になったのでは。今後も魅力ある企画を考えたい」と話していた。
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