3月12日の改正道路交通法施行を受け、松田警察署(大泉重弘署長)が啓発を強化している。
法改正により75歳以上の運転者が信号無視など18種類の違反をした際に、これまで免許更新時に実施していた認知機能検査を実施することになった。認知症の疑いがあれば医師の診断を受け、認知症であれば免許の取り消し対象になる。
70人増加
高齢運転者の交通事故が増加するなか、自動車運転免許の自主返納への関心も高まっている。神奈川県内で15年に免許を返納した人は1万8490人(65歳以上は1万7440人)で、16年は2万6797人(同2万5258人)と増加(県警調べ)。松田署管内でも15年に185人だった返納者が16年には255人に増加した。
運転免許を返納すると、代わりに「運転経歴証明書」が発行され、これが身分証明書にもなる。松田署は「運転に不安がある方は返納について気軽に相談してほしい」と話している。
松田署によると2016年に管内で事故を起こした363人のうち25%にあたる91人が65歳以上だったという。
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