南足柄市塚原にある新聞販売店「読売センター小田原城北」(大槻佳久所長)が、配布エリアの防犯情報を独自に作り毎月新聞に折り込んでいる。
読売センター小田原城北は、南足柄市の塚原や岩原、小田原の穴部など約2300部を配達している。小田原市内の新聞店と防犯情報チラシを作って配布しているが、「松田警察署管内の新聞に載らない地域の事件を購読者に伝えて地域の防犯意識を高めたい」と、松田警察署に相談して3、4年前から「じもとの事件簿」を作成することにした。
松田警察署から地域で起きた犯罪の手口や注意の情報提供を受けて所長の大槻さんがチラシを作り、配達する新聞に折り込んで購読者に届けている。
大槻所長は「新聞に折り込むことで個人宅に注意喚起できる。地域貢献になれば」と話した。
今年1月から3月末までに松田警察署管内で発生した振り込め詐欺の被害件数は11件で被害額は約2710万円。前兆電話も昨年より5倍ある。
振り込め詐欺の注意喚起もするために、大槻所長は8日に松田署を訪れて県警本部と松田署が作ったチラシを受け取った。そのチラシを新聞に折り込んで啓発する。
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