酒匂川のアユ釣りが6月1日(木)に解禁になる。漁期は10月14日までと12月いっぱい。
これに先立ち、酒匂川漁業協同組合(篠本幸彦組合長)による試し釣りが飯泉橋上流から谷峨区域(山北町)、狩川(南足柄市〜小田原市)、川音川(松田町)などで5月17日に行われた。友釣り、毛針釣りのほか、狩川と川音川ではコロガシ釣りで行われ、同組合員26人が参加。松田地区の水温は17度、山北地区は16度で魚が活発化する温度だったという。3河川合わせて10cm(5g)〜15cm(25g)ほどの約300匹が水揚げされた。
4月3日から5月16日までの間で11日間、同組合が飯泉取水堰で行った調査では、合計で13万3000匹の遡上を確認している。
篠本組合長は今シーズンの状況を「ここ数年良い状況が続くが、今年も良い状態で解禁できそう。松田、山北は特に状態がいい」と分析している。
アユ釣りには遊漁証が必要。年間1万円(中学生2500円)、日釣券(中学生以上)売店扱千円、現場扱1400円。問合せは同組合【電話】0465・37・4275へ。
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