町立開成幼稚園(井上義文園長)で4日、吉田島高校(中戸川啓二校長)の生徒を講師に招く夏野菜の収穫体験があった。
開成幼稚園の5歳児89人と吉田島高校農業クラブの野菜部で活動する生徒は今年5月から交流し、トマトやスイートコーン、スイカなど9種の夏野菜の苗を育てている。
3年生の三浦直徳さんと井口華菜枝さんが育て方のコツを園児に伝え、草取りや水やりをしながら大切に育ててきた。この日、エダマメの収穫時期を迎え、2人は園に指導に訪れた。
園児は三浦さんと井口さんの手ほどきを受けて一つひとつ丁寧にエダマメを収穫。「おいしそう」「いっぱいとれた」と歓声をあげていた。この日の収穫量は10キロに及び「今年は豊作」という。
園児は今後、収穫したエダマメをカレーの具材として味わうという。
開成町は幼小中高連携事業として幼稚園などで交流授業に取り組んでいる。
吉田島高校では、農業系の部活動などを通じて生徒が町内の幼稚園や小学校を訪れ出前授業を実施するなど地域交流を進めている。
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