小学校、中学校と共にバスケットボールを追いかけ汗を流した足柄台中の卒業生2人が、それぞれ進んだ高校のバスケ部でインターハイに出場した。
伊藤航大(3年)は、川崎の桐光学園でキャプテンとしてチームを牽引。背番号4番、ポイントゲッターのフォワードとしてコートを駆け巡り、全国ベスト16の活力となった。
加藤穂高(3年)は、長野県茅野市の東海大諏訪で部長を務め部員をまとめ上げた。背番号は6番。ゲームを組み立てる司令塔・ガードとして2回戦進出の原動力となった。
次は東京体育館で
2人は向田小に通い、ミニバスチーム『向田ジャンプス』でバスケを始めた。今も「恩師」と慕う生沼貴彦コーチ(29)の下、週3回の練習以外もバスケ漬けの毎日を送った。
足柄台中学では、バスケ経験のある指導者がいない中、「コーチの教えを元に自分たちでどうしたら良いか考え練習に打ち込んだ」。
加藤がパスを出し伊藤が点を取る。「要求しなくてもアイコンタクトで、欲しい所にパスが来る」(伊藤)。チームメートの活躍もあり、3年の夏には県3位の栄光を掴んだ。
年末に東京体育館(渋谷)で行われる、引退試合のウインターカップの神奈川県予選はきょう、長野は16日から。「メインコートで対戦して、互いにマッチアップできたら」と加藤。「負けるなよ」と笑いながらも2人は力強く言葉を交わした。
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