松田町はこのほど、講談社(東京都文京区)と「学校教育環境の充実に関する包括連携協定」を締結した、と発表した。
講談社が運営する「クラウド書店」の仕組みを活用して、町がタブレットを貸与している小学5・6年生と中学生に向けて同社の電子書籍を配信する。書籍は小中学生別々で、この秋から毎月10冊程度のペースで配信するという。
配信システムを活用するため、児童・生徒がどんな本を読んでいるか、どの本を読み終えたかが把握でき、その情報を読書指導に役立てる。講談社が自治体に対して電子書籍を配信するのは全国初の取り組み。「ICТ教育」に取り組む町ではこれまで電子黒板やノートパソコン、タブレットの導入を進めてきた。講談社は委託先が町に紹介した。
町はタブレットを活用する今回の取り組みで「良質な読書体験を通じて児童・生徒の成長をサポートできる」とし、講談社も「松田町と講談社が相互に連携しながら読書を通した子どもたちの成長サポートを推進していきたい」としている。
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