南足柄市文化会館で9月24日、「南足柄市いじめ防止フォーラム」が開催された。
このフォーラムは2015年の「南足柄市いじめ防止基本方針」策定を契機に、地域全体で子どもを見守る体制を作るため毎年市が開催している。参加者数は15年が101人、昨年が113人、今年は160人と増加し、意識や取り組みが広がりをみせている。今年は小中学生と高校生、教職員、青少年育成推進員、警察署員などが参加した。
フォーラムでは足柄高校の生徒が取り組みを紹介。小学校や学童保育で非行防止を呼びかける劇を披露した経験を生かしSNSサイトで被害の多い「ネットいじめ」の現状など提起した。
南足柄小と福沢小、岡本小の児童は、普段から学校で取り組む「いじめ防止」の活動を発表し、学校区ごとに子どもと大人が集まる意見交換も行われた。
市教育委員会の室伏秀元さんは「各校の取り組みを発表し合うことでいじめを防ぐ活動が充実してきた。今後も地域の方にも参加いただき、市全体でいじめが起きにくい環境づくりを目指したい」と話した。
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