築１００年の酒蔵に演奏が響き渡った
大井町地酒で乾杯推進協議会（鈴木幸康会長）が21日、地酒を使った町のＰＲの一環として井上酒造（株）（上大井）の酒蔵でクラシックライブを行った。
大井町には２つの造り酒屋がある。酒蔵を身近に感じてもらおうと、各地でクラシックの普及や若手音楽家を育成する「一般社団法人１００万人のクラシックライブ」（東京都）に協力を呼びかけて企画した。
この日は雨の中49人が来場。桐朋学園大学４年でピアニストの高見秀太朗さんとヴァイオリニストの井出奏さんがＲ・シュトラウスやサン＝サーンスの楽曲などを演奏し、築１００年の酒蔵に響き渡った。ひょうたんなど町の名物を取り入れた曲の即興もあり、会場を沸かせた。
鈴木会長は「町の地酒を身近に感じてもらえれば。酒蔵の見学なども企画して広めたい」と話した。
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